Google Play Musicが浮き彫りにしたシャ乱Qのロック

『シャ乱Q』。

たまに打ち上げでカラオケにいったら、
「ばいばいありがとーさよならー」と歌われるあの人達という以上の印象はなく、
なんとなくアーティストというよりは、ウェーイ！ってやりたい人たちという印象でした。

ところが、Google Play Musicで適当にチャンネル聴きしていたら
『空を見なよ』という曲が流れて、まぁ、曲自体はそれなりですが、
その曲よりも、その曲が収録されているアルバム名が『勝負師-ギャンブラー-』ですよ。

なかなか、パンチの効いたアルバム名だなぁと、他のアルバム名を確認してみると、
リンクを辿った先に出てきたのが、以下の画面。

こうやって、アルバムタイトルを一気通貫でみると、
この人達、実は延々ともがいてきた人たちなんだなぁと思った次第です。
栄枯盛衰を身をもって表現し続けた、

これはロックですよ。ロック。

これは、OASISが1stアルバムの1曲目で『Rock'n Roll Star』をかき鳴らしたアレですよ。
そして、名曲 『Whatever』で「俺らは何だってやれる」と高らかに歌い、
2ndアルバムで『Morning Glory』を咲かす。

あれを地ベタを這いながらやってたんですよ。

いや、まて、1stから見返すとどうなんだ。

アルバム(wikipediaより)

1 1992年9月23日 炸裂!へなちょこパンチ
2 1993年3月24日 売れっ子への道 渋滞中
3 1994年2月23日 ロスタイム
4 1994年11月2日 劣等感
5 1995年11月22日 勝負師(ギャンブラー)
6 1996年12月18日 GOLDEN Q
7 1998年3月25日 孤独

炸烈！へなちょこパンチ

売れっ子への道 渋滞中

ロス タイム

劣等感

勝負師(ギャンブラー)

GOLDEN Q

孤独

絶句ですよ。

確かに、始まりは「ウェーイ」の人たちですよ。
でも、置かれてる状況を常に向き合って表現してきた人たち。
これはやっぱりロックですよ。

売れたくて、もがいて、勝負に勝って、辿り着いた先が『孤独』ですよ。

シャ乱Qは生き様がロックでした。